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メンズ美容で必ず押さえておきたい「界面活性剤」とは?

東京男子ブログ

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スキンケアを意識高く取り組む人であれば、必ず押さえておきたい「界面活性剤」

スキンケア化粧品でよく聞く「界面活性剤」というワード

何となくスキンケアが詳しい美容家が意識する、一般人は気にしなくても良い成分。。

みたいな解釈をしていたのですが、

調べてみると

かなり奥が深い&スキンケアを意識高く取り組む人であれば、必ず押さえておいて損は無い!

そんな内容でした、、!

今回は界面活性剤とは?から始まり、スキンケアで意識するポイントを整理していきたいと思います!

 

参考:「美肌成分事典 単行本 – 2019/10/19 かずのすけ (著), 白野実 (著)」

 

界面活性剤とは?

 

そもそもですが、化粧品は「水」「油」「界面活性剤」の3つの成分をベースに作られています。

その中で、本日取り上げる「界面活性剤」の働きとしては、

「本来混ざり合うことのない水と油を仲立ちさせる」

という重要な役割を持っています!

そして、よく聞くのが「陽イオン界面活性剤」や「陰イオン界面活性剤」といった「○イオン界面活性剤」という言い方ですが、これはイオン性と呼ばれる電気を帯びる性質によって、大きく4タイプに分類がされます。

 

以下でそれぞれのタイプの特徴を整理していきます。

 

界面活性剤の4タイプ

それぞれの特徴と、代表的な用途して使われるものを整理しました。

※用途は、個人的に注目したい用途も下にピックアップしてます。あくまで個人的にですが、持っていたシャンプーなどの商品に多く成分が入っていて、書籍を読んでいて、非常に参考になった/誤解していた、という用途を備忘目的も兼ねてメモしてます。。

陰イオン界面活性剤

特徴:洗浄力◎、泡立ち◎

⇛主に洗剤として利用される

用途

  • 石鹸
    • 洗浄力高く、分解されやすいで残留しづらい点はメリット
    • ただ、アルカリ性の為、洗浄中に刺激になるリスクあり
    • 皮脂の洗浄力も高いため、乾燥肌やアトピーなどには不向きな場合あり
  • ラウリル硫酸ナトリウム
    • 洗浄力が高い。
    • 敏感肌には刺激になりやすい。分子が小さく残留性も高いため、近年、日本メーカーではあまり利用されてない
      ※よくシャンプーで、美容師さんが「ラウリル硫酸ナトリウム」が主成分のシャンプー剤は良くない、といった趣旨の発言をされていることを、個人的によく聞くなと感じてましたが、この特徴が原因かもですね。。
  • ラウレス-4カルボン酸ナトリウム
    • ↑で紹介したラウリル硫酸ナトリウムと名前が似てますが、こちらは低刺激な特徴となってます。
    • さらに、石けんと似た構造や性質を持ちながらも、弱酸性で酸性石けんと呼ばれることもあるみたいです。
    • まさに石けんの高い洗浄力と、弱酸性による低刺激性という良いとこ取りをした特徴と言えますね!
      ※ちなみに、、私はシャンプーの主成分を「ラウレス-4カルボン酸ナトリウム」のものに変えてから、3ヶ月ほどで髪質が改善されてる実感を受けてます。頭皮環境は体感ベースではあまり実感はないですが、高い洗浄力を誇りながら、低刺激なのは大変有り難いですね、、!

陽イオン界面活性剤

特徴:殺菌力◎、柔軟効果アリ

⇛主にヘアトリートメントや柔軟剤として利用される

用途

  • 塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム
    • 第四級アンモニウム塩と呼ばれる成分で、その中でも特に毒性や刺激の強い成分です。
    • 低濃度で配合して防腐剤や殺菌剤として使用される。
  • ステアラミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメチルアミン
    • 「第三級アミン塩」と呼ばれる成分で、柔軟作用などの効果は控えめだが、比較的皮膚刺激が弱く、低刺激なトリートメントや柔軟剤などに使用される。

両性イオン界面活性剤

特徴:低刺激の洗浄補助成分

⇛洗浄力の弱い洗剤や、柔軟剤として利用される

用途

  • コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホプロピオン酸ナトリウム
    • 低刺激な洗浄成分として利用される成分

非イオン界面活性剤

特徴:肌への刺激や毒性がほとんど無い

⇛主に洗浄助剤や化粧品用乳化剤として利用される

用途

  • アルキルグルコシド、デシルグルコシド
    • 低刺激だが脱脂力は高め
  • トリイソステアリン酸PEG-○グリセリル、テトラオレイン酸ソルベス-○
    • クレンジング剤の洗い流し用界面活性剤としてよく用いられる。非常に低刺激。

 

 

天然の界面活性剤か、合成の界面活性剤か

上記した4パターンに加えて、界面活性剤には「天然」と「合成」の2種類があります。

特徴として、
「天然」には不純物など外があるものを含むものや不安定なものがある。

⇛そのため、「合成」が化粧品に使用されるケースが多い。(人工的に作り出された合成界面活性剤や、加工・精製がされた天然界面活性剤)

 

まとめ

以上、スキンケアを意識高く取り組む人であれば、必ず押さえておきたい「界面活性剤」ということで、

界面活性剤とは?という話から、それぞれの特徴や用途について整理をしました!

詳しくは冒頭でも紹介した参考書籍を見ていただくと良いかと思います!

「美肌成分事典 単行本 – 2019/10/19 かずのすけ (著), 白野実 (著)」

あくまで本記事は、私自身の備忘メモの共有になりますが、

同じポイントが気になっていた人へ、少しでも役立ていただける内容になれば良いなと思ってます。。

今後も美容改善に向けた食習慣改善情報や美容ナレッジを紹介していきますので、ブログチェックやSNSフォローをよろしくお願いします!

ご覧いただきありがとうございました!

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