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MacターミナルでのLinux_NW系コマンド注意点まとめ【初心者向け】

東京男子ブログ

田舎出身→東京都中央区在住の24歳会社員 東京都中央区に住む会社員がガジェットや健康マニアな生活改善情報を発信しています。

networksetup(MacのNWハードウェアを一覧表示)

 

①まずnetworksetupコマンドでMacのNWハードウェアを一覧表示する。

Deviceの値がifconfigのNWインターフェース名と一致する。

enはイーサネットの事。(詳細は後述

ifconfig(割り当てられたIPを調べる)

 

→よくipconfigと間違える。UNIX系は主にifconfigでIPアドレスを調べる。

②続いて、ifconfigにて割り当てられたIPを調べる。

表示された各インターフェースの名前と役割

 

lo0(ループバック)

NWのテストに使用する為に用意された仮想インターフェース

inetの127.0.0.1がIPアドレスとして自動で割り当てられる。

gif0(generic tunnel interface)

IPv6/IPv4トンネリングを行うときに使うインターフェース

IPv6/IPv4トンネリングとは:IPv4(またはIPv6)をサポートするネットワークに、IPv6(またはIPv4)のパケットをルーティング(送受信)する仕組み

stf0(6to4 tunnel interface)

gif(4→6)の逆(6→4)バージョン

gifがIPv6パケットをIPv4パケットにカプセル化でき、その逆も可能であるのに対し、これはIPv6パケットをIPv4ネットワークにルーティングするためのインターフェース。

en0(Ethernet 0,1,2~....)

0や1の番号は認識した順に割り振られる。自分のlaptopのIPアドレスやMACアドレスはこのインターフェースに書かれている。

macのシステム環境設定からも確認ができる

※その他

enとetの違い

 

→どちらもインターフェースだが規格が違う

Ethernet Ⅱをen、IEEE802.3をetと命名

一般的にイーサネットといえば、Ethernet Ⅱを指す

それぞれ違いはパケット構造

 

 

 

NWの経路情報

 

ここまで手に入れた情報

・HW名とそのIPアドレス

続いてはネットワークの経路情報について調べる

例えば、vmを立ててMacから接続できない場合に、どのような経路で通信を行っているのかを調べるために使用する。

traceroute IPアドレス [orホスト名]

便利なオプションとして「-n」があり、IPアドレスをする際にアドレスからDNSでホスト名を解決しないことで、DNSのタイムアウト待ちで動作が遅くなることを防ぐ。

netstat(PCの通信状況を一覧表示)

 

オプション無しで実行すると、アクティブになっているコネクションを全て表示する。

通信相手のPCはホスト名で表示され、プロトコルも主要なものはプロトコル名で表示される

443番ポート→「https」という形で

早く表示させたい場合は「-n」オプションをつけることでDNS処理を無くす事ができる。

用途例:ネットワークが遅くなった問題

 

TCPのコネクション数を調べた所

→色々な通信が走っているのでは?

調査

 

netstatで使っているポートからプロセスを調べる

まずはnetstatでローカルアドレスのポートを調べる。

そして、lsofを使用しどのプロセスかを特定する。というもの

netstat -p tcp

TCPでの通信を調べる

55466というポートが分かり、lsofで調べる

lsof:

こうしてTweetDeckのプロセスが割り出せた。

→調査の結果、avastの挙動がおかしくなり大量にコネクションを貼っていた事が判明(ウイルスソフト)

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