[社会人一読必須]ムダ皆無のスティーブジョブス名語録要約
今回紹介する本
[決定版]スティーブ・ジョブズ名語録/桑原 晃弥 (著)
スティーブジョブスの言葉は鋭いかつ美しい。
無駄がなく、本質をズバリと就く言葉が多く、デザイン哲学を貫いたジョブスの生き方が発言からも伝わります。
ということで、
今回はスティーブジョブスオタクの私がジョブスの名語録をまとめてみました!
ジョブスは不世出の天才ですが、その才能の過半数は努力からのたまものであり、雲の上のカリスマではありません!
私たちと同じように試行錯誤を重ねてきた人生の先輩なのです!
「自分を生きよう」ということをジョブスの情熱から学んでいきましょう!
「インターネットは驚異的だが、感動を呼び起こすことではない。感動的なことをインターネットで実現したいんだ。」
若いころに禅に傾倒するなど、人の心を非常に重視していたジョブスらしい発言で、確かに彼が手掛けてきた製品やサービスは人の心をつなぐものばかりです。。
「蛇口をひねればいくらでもタダの水が出てくるけど、みんなお金を出してミネラルウォーターを買ってる。」
確かに現在の物があふれた世界ではタダで何でも手に入れることができます。音楽コンテンツなどは違法ダウンロードを簡単にされてしまい、音楽業界は違法行為への対抗、権利を守ることばかりに目を向けていました。その目を転じさせたのがジョブスで音楽業界も相応の利益を得るための方法を真剣に提案しました。すぐれたサービスを作れば、人はちゃんとお金を払うというのがジョブスの確信で現実はその言葉通りになりました。
「どれだけ宣伝を打ったところで失敗作をヒット作に変えることはできない」
出版業界やコンサル業界への就職も選択肢に入れていた私が、根本のものつくりができる業界・分野で仕事がしたいと考え直された一言です。
「僕たちは、その本(当時ジョブスが目標としていた本くらいのコンピュータのこと)の中にガラクタを入れるようなことはしない。そういうことは競争メーカーがやることだ」
パソコンで何をするのかという揺るぎないビジョンを持っていたジョブズならではの発言で、現在では当たり前になったi-Phoneで実現したジョブスの夢であり功績ですね。
「ユーザーは、どんな大改革が起きるまでは教えてくれない」
スティーブジョブズは自分のビジョンを信じ、妥協無しに信じて突き進みます。
しかし、意見は十分に聞き、本当に技術をわかっている人たちを集めて切磋琢磨しながら進みます。
一般的には困ったときにはユーザーに聞けという鉄則がありますが、ジョブズは上記の言葉の意味を十分に心得たうえで話を聞かなければならないとしています。
また、
「ベルは電話を発明する前に市場調査などしたか?」
という発言もある通り、世の中に出回ってないものやみたこともないようなものについての市場調査をする意味を説いています。
「過去ばかり振り向いていたのではだめだ。自分がこれまで何をして、これまで誰だったのかを受け止めたうえで、それを捨てればいい」
これは私がジョブスの発言の中でも最も好きな言葉で、人は人生の最初の30年で習慣を作り、残りの30年間はその習慣によって生きるといわれていますが、ジョブスは30歳の誕生日後にアップルの成功者という殻を脱ぎ捨てることで新たな創造へと漕ぎ出すことを達成しました。
「好きだと心の底から思い込め、でなければやり遂げる甲斐がない」
仕事に押しつぶされそうになった時に思い出したい言葉です。
「優れた芸術家はまねる。偉大な芸術家は盗む。」
模倣と創造の間には大差があり、ジョブズの作った製品はインスピレーションこそ受けているものの、誰も作れない革新的なものばかりです。
「創造性とは物事を結びつけることにすぎない」
今目の前にあるものと、過去の経験や知識が結びつく中で、新しいものが誕生する。
創造的な人間は、何かを見ているうちに、過去の経験をつなぎ合わせ、新しいものを統合することができる。できる人とできない人の差は、多くのことを経験しているかの差だ。
これは知識量はセンスに比例するといわれているゆえんでもありますね。
大切なのはつなぎ合わせる点をどれだけたくさん持つかで、点が足りないと直感的な解決策終わる。
「人が優れた仕事をできないのは、たいていの場合、彼らがそう期待されていないからだ。誰も彼らの頑張りを期待していないし、これが個々のやり方なんだと言ってくれる人もいない。でもそのおぜん立てさえしてやれば、みんな自分で思ってた限界を上回る仕事ができるんだよ。」
この名言では紹介ができませんでしたが、
このほかにもジョブズの
みんなが賛成するアイディアにろくなものはなく、むしろ少数の人が賛成し、あとは反対するくらいのほうがヒットにつながりやすい や、
技術先行ではなく、ライフスタイルのイメージに合わせて製品やサービスを作る姿勢