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ビールゲーム完全攻略法&考察(大学生授業&社会人研修)

東京男子ブログ

田舎出身→東京都中央区在住の24歳会社員 東京都中央区に住む会社員がガジェットや健康マニアな生活改善情報を発信しています。

こんにちは!!

今回はビールゲームの攻略という観点でお話をしていきたいと思います!!

 

参考にした本(ビールゲーム記載無いが生産流通システムやロジスティクス系で初心者にもわかりやすかった本)

エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」 Kindle版
石川 和幸

この1冊ですべてわかる 物流とロジスティクスの基本

湯浅 和夫

ビールゲームとは

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ビールゲーム(英語:The Beer Game、 The Beergame またはThe Beer Distribution Game)は、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院の教授グループが、サプライチェーン・マネジメントに関する重要ないくつかの原理を実際に見せるために、1960年代に考案したシミュレーションゲームである。ゲームのテーマは、ビールを流通させて市場の顧客の需要に応えることである。ビールはいくつかの組織がつらなるサプライチェーンを通じて供給され、1チームが1つのサプライチェーンとしてプレーする。このサプライチェーンを運営し、受注残や在庫のコストを最小限にすることを目指す。1チームは4人かそれ以上の人数からなり、しばしば激しい競い合いとなる。1時間から1時間半程度で終わる。このゲームは教育や研究の一環として行われることも多く、通常、その後ゲームと同じくらいの時間をかけて経過報告会を行い、それぞれのチームの結果のレビューと反省点を話し合う。このゲームを行うことにより、システムダイナミクスの基本原則や、システム思考の重要性を学習することができる[1]。(Wikipediaより)

 

実際のゲームの流れとしては、

 

役割:

 

・工場
・一次卸
・二次卸
・小売店

という四つに分かれます。

 

それぞれの動きとしては

工場:需要変動の予測ができる場合は、小売店の到着まで全9期後の予測をしながら注文を各期行っていく。コミュニケーション禁止のため、確認で早期対応が必要になり重要なポジション
一次卸:工場が前期に発注した量と同じ量を注文すれば問題なし、在庫は0を目標にして構わない。
二次卸:一次卸と同じで一次卸が、前期に発注した量と同じ量を注文すれば問題なし、在庫は0を目標にして構わない。
小売店:発注に関しては一次卸、二次卸と同じで二次卸が前期に発注した量と同じ量を注文すれば問題なし、しかし在庫管理に関しては急な需要変動のリスクに対応するために5~10を持っていくといい。

 

 

以上がビールゲームの具体的な攻略法になります。

 

最後に参考までに私自身がビールゲームを行った際の

考察について載せておきますので、よかったら参考までに読んでみてください。

 

ビールゲーム考察

結果 

チーム③は総費用💲702で終了をしました。需要が4から8に変動した10~30期に大量の受注残を出してしまい、💲293の在庫費用に対して、💲409の受注残費用を計上してしました。

 

原因 

かかったコストの大部分が小売店の受注残で発生しており、初期の需要4に対しての発注を各工程間で行ってしまい、結果的に需要変動が起きた時に対応ができなかったことが原因と考えました。そのような需要変動のリスクヘッジのための需要予測、また余分在庫を保険として考えておくなどの対応が足りなかったと考えました。

 

改善策

受注残を発生させないために、需要変動のリスクに対応するため、あらかじめ各工程間で余分在庫を抱えておき、受注残発生リスクが高まったときに対応することが必要だと考えました。30期時点で課題に気づき改善した結果、1期 ~ 30期まで大量に抱えていた受注残をなくし、10程度の在庫を確保し需要変化のリスクに対応し、40期終了時には0にすることができました。

 

気づき 

需要予測の必要性を感じました。特に実際の現場では需要が一定ということはあり得ないため、マーケティング調査等々を活用することが大切だと考えました。また、需要変動への対策として余分在庫を小売店や二次卸で抱えておき、需要増加や受注残発生時に柔軟に素早く対応することが必要だと考えました。ビールゲームでは各工程間の在庫をゼロにするためには、前工程の配送遅れを確認し、同じ数量の注文を出せば、需要に影響を受ける小売店以外の工程では在庫を0にすることができ、実際の現場でも外部要因に影響を受けにくい工場~卸業者では徹底した各工程での情報交換を行えば、在庫を少なくすることが達成できるのではないかと考えました。しかし、それを可能にするためには、各工程間でのコミュニケーションは必須で、今回のコミュニケーション禁止というルールでは対応しきれない部分が多いということを痛感しました。

 

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